2013年3月31日日曜日

趣味の漢方 第13証 不安で喉になにか引っかかる感じがする

自立神経のコントロールがうまくいかず、精神的に不安定。イライラ、怒りっぽい、憂鬱、不安、落ち込みやすい等、いわゆる不安神経症を「気の巡りが悪い」といいます。気滞ともいいます。

こういう状態の人の多くは喉の違和感を訴えることが多いです。昔の中国の人は気の巡りが悪い状態を「咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)」 炙った肉が喉にいると表現しています。日本でも「梅核気(梅核気)」と呼び梅の種が喉につかえるというイメージを表現しました。

現代病名では神経性食道狭窄のことです。

これらの状態では半夏厚朴湯が効くことがあります。


他にも、香蘇散や加味逍遥散、柴朴湯が有効なことがあります。
香蘇散の構成生薬の香附子や蘇葉(シソの葉)は気を晴らす生薬として使用されています。半夏厚朴湯にも蘇葉が含まれています。