2017年8月1日火曜日

テオフィリン製剤のちがい


一般名処方で『テオフィリン』をみると、身構えてしまいますよね。
先発品名はすぐに出てきますか?違いが説明できますか?

実習生に対してはとても良い教材になります。

と、いうわけで
テオフィリン製剤の一般名処方とそれに対応する先発品とその特徴をまとめました。
一部後発品の特徴もまとめています。


テオフィリン製剤のちがい


テオドール (田辺三菱) 【先発品】
錠剤・顆粒剤・ドライシロップ・シロップがあり、剤形が豊富です。
1回投与で12~24時間持続する優れた徐放性により安定したテオフィリン血中濃度推移を示し、薬剤の血中濃度を24時間一定に保つRTC療法に適しています。
気管支拡張作用と抗炎症作用を併せ持つことが知られています。
シロップやドライシロップは血中動態において食事の有無の影響を受けにくく、苦味がなく、pHの影響を受けにくいのが特徴です。

テオロング  (エーザイ)【後発品】
使いやすさを徹底して追及した国産のテオフィリン徐放製剤。
徐放化皮膜でコーティングされているので約8時間にわたりテオフィリンが徐々に溶け出します。溶出速度はpHの影響をほとんど受けないとされています。
先発品と思われがちですが、実はテオドールの後発品です。

スロービッド(サンド)【後発品】
12時間かけて放出される徐放性製剤です。
1日2回投与で日内変動が少なく、安定した血中濃度が得られます。
テオドールの後発品ですが、先発品にはない剤形であるカプセル剤があります。
100mgと200mgのカプセルは先発品より薬価が高いため、診療報酬上の後発品には該当しません。

ユニフィルLA/ユニコン錠(大塚/日医工)【先発品】
24時間効果持続型の1日1回投与の徐放性製剤です。
深夜から早朝にかけての喘息症状の悪化と早朝の呼吸機能の落込みの改善に対し有用性が認められています。
スイスのムンディファーマが開発したものを日医工と大塚製薬が共同で開発したものです。そのため名前は違えども同じものです。ユニコン錠は日医工が販売しているため後発品と間違われやすいですが先発品です。

一般名と先発品・後発品の関係
★:先発より薬価の高い後発 先:先発品 後:診療報酬上の後発品


【般】テオフィリン徐放顆粒20%
(先)テオドール顆粒20%
「後」スロービッド顆粒20%

【般】テオフィリン徐放顆粒50%
「後」テオロング顆粒50%

【般】テオフィリン徐放錠50mg(12~24時間持続)
(先)テオドール錠50mg
「後」テオフィリン徐放錠50mg「ツルハラ」
「後」テオフィリン錠50mg「TYK」
「後」テオフィリン徐放錠50mg「サワイ」
「後」テオフィリン徐放錠50mg「日医工」
「後」テオロング錠50mg

【般】テオフィリン徐放錠100mg(12~24時間持続)
「★」テオロング錠100mg
(先)テオドール錠100mg
「後」チルミン錠100mg
「後」テオフィリン錠100mg「TYK」
「後」テオフィリン徐放錠100mg「サワイ」
「後」テオフィリン徐放錠100mg「日医工」 

【般】テオフィリン徐放錠200mg(12~24時間持続)
「★」テオロング錠200mg
(先)テオドール錠200mg
「後」チルミン錠200mg
「後」テオフィリン錠200mg「TYK」
「後」テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」
「後」テオフィリン徐放錠200mg「日医工」 

【般】テオフィリン徐放錠200mg(24時間持続)
(先)ユニコン錠200
(先)ユニフィルLA錠200mg
「後」テオフィリン徐放U錠200mg「トーワ」

【般】テオフィリン徐放錠400mg(24時間持続)
(先)ユニコン錠400
(先)ユニフィルLA錠400mg
「後」テオフィリン徐放U錠400mg「トーワ」

【般】テオフィリン徐放錠100mg(24時間持続)
(先)ユニコン錠100
(先)ユニフィルLA錠100mg
「後」テオフィリン徐放U錠100mg「トーワ」

【般】テオフィリン徐放カプセル50mg(12~24時間持続)
「後」スロービッドカプセル50mg

【般】テオフィリンシロップ用20%
(先)テオドールドライシロップ20%
「後」テルバンスDS20%
「後」テオフィリンドライシロップ20%「タカタ」
「後」テオフィリン徐放ドライシロップ小児用20%「サワイ」
「後」テオフィリン徐放DS小児用20%「トーワ」
「後」テオフィリン徐放ドライシロップ小児用20%「日医工」

2017年7月31日月曜日

ミグレニン 販売中止


ミグレニンを製造販売していた健栄製薬と丸石製薬が当該製品の販売中止のお知らせを出しています。

販売中止のお知らせ(丸石製薬)
http://www.maruishi-pharm.co.jp/med2/product-name__236.html

販売中止のご案内(健栄製薬)
http://www.kenei-pharm.com/cms/wp-content/uploads/2016/11/e37c27989542da79308de6cb11750cc5.pdf

ミグレニンは日本薬局方にも収載されている鎮痛配合剤です。
古くからある薬で、各社が局方品として販売していましたが、近年相次いで販売中止になっています。
2017年7月時点で、販売していたのは以下の通りです。
・ミグレニン「マルイシ」
・ミグレニン「ケンエー」
・ミグレニン「メタル」

ミグレニン「メタル」は流通量が少なく入手できる地域も限られているようですので、今後入手するのは困難になりそうです。


ミグレニンは1893年ドイツのヘキスト社が片頭痛治療薬として発売し、トリプタン系薬剤のイミグランとゾーミッグが登場するまで長く使い続けられていた薬です。
アンチピリン、カフェイン、クエン酸を90:9:1の割合で配合したものです。
現在アンチピリンを使用した薬はミグレニンだけです。

アンチピリン、アミノピリン、スルピリン、イソプロピリアンチピリン等、ピラゾロン骨格を基本骨格とする解熱・鎮痛・抗炎症作用を有する薬剤の総称をピリン系薬剤といいます。
副作用として薬物アレルギーを起こしやすく、皮膚に発疹(ピリン疹)を生じたり、無顆粒球症等を起こすことが知られています。
1965年に、アミノピリン、スルピリンを主成分とする市販のアンプル入りかぜ薬の服用によるショック、死亡事故が日本において多発したことをうけ、アンプル入りかぜ薬の製造中止という措置が取られました。
20世紀半ばまでは強力な解熱・鎮痛作用からピリン系薬剤は頻用されていましたが、このような背景から、近年ピリン系薬剤の使用頻度は減少しています。
現在、代謝過程の違いからアレルギーを生じにくいといわれているイソプロピルアンチピリンが主に用いられていました。

新しい治療薬の登場と、安全性の考慮によりミグレニンが使用される機会はどんどん減ってきたのです。

ちなみに、ミグレニンは小説家の尾崎翠が愛用していたことでも有名です。彼女の作品の世界観はミグレニン乱用による幻覚を表現したものだとも言われています。
また、洋画家の岸田劉生も片頭痛持ちで、よくミグレニンを服用していたそうです。
文化人も愛した歴史ある薬がなくなるのは寂しいものです。


ミグレニンの代替薬


ミグレニンはアンチピリン、カフェイン、クエン酸の配合剤なので、各単剤を組み合わせることができれば良いのですが、アンチピリンの単味製剤は存在しません。

片頭痛治療薬であれば、トリプタン系薬剤が代替候補となります。

また、ピリン系の頭痛薬としては
SG配合顆粒クリアミンが候補となるでしょう。


慢性頭痛の診療ガイドライン
http://www.jhsnet.org/GUIDELINE/gl2013/gl2013_main.pdf
【参考】
スルピリン水和物原末の販売中止と代替品
https://yakuza-14.blogspot.jp/2017/02/blog-post_6.html

2017年7月20日木曜日

ケタスカプセルは涼しいところで保管して、車の中など暑くなる場所へは置かないで


ケタスカプセルは気管支喘息を抑える抗アレルギー薬としての作用と、脳の血流を増加させ脳循環を改善することで脳梗塞後のめまいを改善する2つの作用を持つ薬です。

このケタスカプセルですが、温度に注意が必要な薬です。
ケタスの有効成分であるイブジラストの融点は54~58℃です。
ストーブの前や夏場の車内の中などに放置しておくと溶けてしまいます

さらに、ケタスカプセルは徐放性製剤なのですが、融点まで達しなくても40℃以上では加湿の有無、包装、無包装にかかわらず、その溶出性が担保できなくなります。
つまり、見た目は変化がなくても期待するような薬の効果が得られなくなるのです。

そのため、添付文書上は室温保存(1~30℃)ですがケタスカプセルを保管する際には冷蔵庫など涼しいところで保管するように伝えています。

この前、卸からクール便でケタスが届いたときには、おぉ、分かってるねと感心しました。(某M社)


ほかにも、「なるべく冷所」保存が必要な薬があります。

以下は、添付文書の貯法に「なるべく冷所」の記載があるものです。


  • HMG「TYK」75注用
  • HMG「TYK」100注用
  • HMG「TYK」150注用
  • アセトアミノフェン坐剤小児用50mg「TYK」
  • アセトアミノフェン坐剤小児用100mg「TYK」
  • アセトアミノフェン坐剤小児用200mg「TYK」
  • トリノシン腸溶錠20mg
  • トリノシン腸溶錠60mg
  • ノックビン原末
  • 精製水









セロイク 注射用 40販売中止と代替品


セロイク 注射用 40が販売中止となるようです。
経過措置期間2017 年 11 月~2018 年 3 月(予定)


「セロイク 注射用 40」販売中止について(武田薬品工業)
https://www.takedamed.com/content/medicine/newsdoc/sero170623.pdf

セロイクは血管肉腫に有用性が認められ、1992年3月に承認を得た遺伝子組換え型ヒトインターロイキン− 2(IL-2)製剤です。
IL-2製剤は抗原特異的キラー T細胞、ナチュラルキラー細胞、リンホカイン活性化キラー細胞などの抗原非特異的キラー細胞の活性化や増殖促進等によって抗腫瘍作用を示すと考えられています。

IL-2は 1976年に Morganらによって、フィトヘマグルチニン刺激ヒト末梢血リンパ球培養上清中に存在する因子として発見されました。
武田薬品はヒト白血球を材料に、IL- 2 cDNAのクローニング、大腸菌での発現に成功するとともに、1984年に精製遺伝子組換えインターロイキン− 2(rIL− 2)の量産に成功し、ヒト白血球から精製したIL- 2とrIL-2が同程度の生物学的活性を示すことを確認しました。

日本にはもう1つ遺伝子組換え型IL-2製剤があります。
塩野義製薬のイムネース〔一般名:テセロイキン(遺伝子組換え)〕です。
イムネースはセロイクと同時期に同様に血管肉腫を適応として製造承認を取得したのですが、その後に腎癌の適応を追加し、ネクサバールなどの分子標的薬が現れるまで市場を牽引していました。そのおかげで、IL-2製剤ではセロイクよりイムネースのほうがネームバリューがあります。

そのためなのか、おそらく売上が悪く販売中止となってしまったのでしょう。
海外で認められている悪性黒色腫の適応追加も、分子標的薬の台頭で夢と消えてしまいました。医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議にあげられていたのですがねぇ。


セロイクの代替品


同じIL-2製剤のイムネースが代替品です。
用量が異なるので、切り替えの際は注意が必要です。

また、他の薬剤では
パクリタキセル製剤に『血管肉腫』の適応があります。

ヒアリに刺されたら 合言葉は「ひありおくやみ」


2017年5月に兵庫県尼崎市で日本国内初確認のヒアリが発見されました。
http://www.env.go.jp/press/104185.html

その後、厚生労働省は2017年6月23日付で事務連絡「ヒアリに刺された場合の留意事項について」を発出しています。



ヒアリは、兵庫県で発見されて以来、神奈川県、東京都、茨城県でも確認されており、今後も増える可能性があります。また、愛知県、大阪府でもヒアリやヒアリと似たアカカミアリが確認がされています。

ヒアリは、極めて攻撃性が強く、刺された場合には、アルカロイド毒により、熱感を伴う非常に激しい痛みと、水ぶくれ、その後、膿が出ます。
一方、アカカミアリは、これまでも国内への侵入が確認されていたもので、ヒアリに比して毒性は低いものの、同じくアルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みを覚え、水ぶくれができるため、注意が必要です。

http://www.env.go.jp/press/files/jp/106099.pdf
http://www.env.go.jp/press/files/jp/106166.pdf

一部報道では「アメリカでヒアリにより年間100人犠牲になっている」との報道がなされました。これは米国疾病対策センター(CDC)が公表したアナフィラキシーショックで亡くなった人の数の合計を、すべてヒアリによる死亡例として誤って報じたものです。ヒアリだけではなくハチやサソリの被害の数も多く含まれています。
センセーショナルな情報に流されず、正しい情報を見極められる力を身に着けましょう。

https://www.cdc.gov/niosh/topics/insects/default.html

ヒアリに刺されたときの症状


【軽症】刺された部位の痛みやかゆみ
刺された瞬間は熱いと感じるような、激しい痛みが走ります。
やがて、刺された痕が痒くなり、10時間ほど経つと膿が出てきます。

【中等度症】じんましん
刺されて数分から数十分後には刺された部分を中心に腫れが広がり、部分的、または全身にかゆみをともなう発疹(じんましん)が現れることがあります。

【重症】呼吸困難・血圧低下・意識障害
刺されて数分から数十分の間に息苦しさ、声がれ、激しい動悸やめまいなどを起こすことがあります、進行すると意識を失うこともあります。
これらの症状が出た場合には、重度の即時型アレルギー反応「アナフィラキシー」である可能性が高く、処置が遅れると生命の危険も伴います。

ヒアリに刺されたときの対処法


●刺された直後の対処
20~30分程度は安静にし、体調の変化がないか注意します。
現場で可能な処置としては、『ムヒ』などの抗ヒスタミン軟膏またはステロイド軟膏を塗って、冷やします。

軽度の症状のみであり症状が悪化する様子がなければ、ゆっくりと病院を受診しても大丈夫です。

[病院へいくときの確認事項]
1)刺された部位、数
2)刺されてからの時間
3)蕁麻疹、悪心、寒気、動悸、呼吸困難など
4)過去にアリやハチに刺されて具合が悪くなったことがあるか

●容体が急変したとき
症状は急速に進むので、とにかく一番近い病院を受診する。(救急受け入れのある病院であればなお良い。)「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらいましょう。

●もしもの場合に備えて
特にアナフィラキシーの危険がある方は、前もって医師に相談し、アレルギー反応を緩和するためにアドレナリン自己注射キット「エピペン」を用意しておくことができます。
重度の症状が出始めた時点で使用すると効果的です。
軽~中度の症状には抗ヒスタミン剤の内服薬を用意しておくこともできます。

エピペンはすべての医者が処方できるわけではありません。
必要な研修を受講し、処方医として登録された医師のみが処方できます。
処方可能診療施設の検索はこちら↓でできます。
http://allergy72.jp/search/

対処の合言葉




参考:
「ストップ・ザ・ヒアリ」 環境省自然環境局 野生生物課外来生物対策室 平成21年作成 
https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/r_fireant.pdf

フジテレビ「ホウドウキョク」7月11日
https://www.houdoukyoku.jp/posts/14941

2017年7月5日水曜日

アメナリーフ錠(アメナメビル) 抗ヘルペスウイルス薬


2017年7月に新しい作用機序を持つ抗ヘルペスウイルス薬のアメナリーフ錠(成分名:アメナメビル)が承認されました。8月に薬価収載される予定です。

既存の経口抗ヘルペスウイルス薬にはゾビラックス(アシクロビル)、バルトレックス(バラシクロビル)、ファムビル(ファムシクロビル)があります。いずれも核酸類似体として、デオキシグアノシン三リン酸と競合的に拮抗してウイルスDNAの複製を阻害することで抗ウイルス作用を示します。

アメナリーフはヘルペスウイルスDNAの複製に必須の酵素であるヘリカーゼ・プライマーゼ複合体の活性を阻害することで、二本鎖DNAの開裂及びRNAプライマーの合成を抑制することで抗ウイルス作用を示します。

このようにアメナリーフは既存の経口抗ヘルペスウイルス薬と作用機序が異なるので、交差耐性を示さないと考えられています。

そのため、チミジンキナーゼが欠損しているようなアシクロビル耐性ヘルペスウイルスが発現したHIV陽性患者に対するオプションにもなると期待されています。

Chono, K. et al. ASP2151, a novel helicase-primase inhibitor, possesses antiviral activity against varicella-zoster virus and herpes simplex virus types 1 and 2. J. Antimicrob. Chemother. , 65(8) , 1733 (2010)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20534624


アメナリーフ錠の作用機序


改めて、作用機序を説明します。
ウイルスは自分のちからだけでは増殖することができないので、人間の細胞の増殖力を借りて増えていきます。
ウイルスが増殖するためには、感染した人間の細胞の核にウイルスのDNAをコピーさせる必要があります。
このコピーの段階で邪魔をするのが、薬の作用点です。

DNAは2重らせん構造をしています。
DNAをコピーするためにはまず、この2重らせん構造をほどく必要があります。
この「ほどく」作業を行うのがヘリカーゼ・プライマーゼ複合体という酵素です。
ファスナーのスライダーをイメージするといいでしょう。

アメナリーフ錠はファスナーのスライダーの役目をするヘリカーゼ・プライマーゼ複合体を邪魔することで、ウイルスの増殖を抑制します。

出典:アメナリーフ錠 インタビューフォーム

一方、ゾビラックス、バルトレックス、ファムビルは、1本鎖になったウイルスDNAが、相補的な鎖を作るのを中断させることでコピーを抑制します。

アメナリーフ錠のほうが、ウイルスDNA複製の上流をブロックしているため、より高い効果が期待できます。


アメナリーフの抗ウイルス活性


アメナメビル又はアシクロビルの水痘・帯状疱疹ウイルスに対する抗ウイルス活性を調べた非臨床試験では、アシクロビルとアメナメビルのEC50比が31~76倍を示しました。
アメナメビルが水痘・帯状疱疹ウイルスにたいして高い抗ウイルス活性を持つことがわかります。
さらに、アシクロビル低感受性水痘・帯状疱疹ウイルスに対しても同様に高い抗ウイルス活性を示しました。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20534624


アメナリーフの腎機能低下者への投与

出典:アメナリーフ錠 インタビューフォーム
アメナメビルは糞中排泄型の薬物です。投与量に対する尿中排泄率の割合は20%程度です。そのため腎機能による薬物動態への影響は小さいと考えられクレアチニンクリアランスに基づく用量調節は不要となっています。

ちなみに、腎機能障害患者における単回投与試験ではアメナメビルの腎クリアランスの平均は、腎機能障害の重症度が高いほど低下しています。


アメナリーフの肝機能低下者への投与


Child-Pugh分類Bに該当する中等度肝機能障害患者に対して投与した際の薬物動態パラメーターは、肝機能正常者のそれと差はありませんでした。


アメナリーフの食事の影響


食事の影響を受けるので、必ず食後に服用するようにしましょう。

空腹時投与と食後投与と薬物動態パラメーターを比べたとき、tmax の中央値は、空腹時投与が 2 時間、食後投与が 4 時間と食事によって延長していました。さらに、Cmax、およびAUCは空腹時の投与のほうが半分近く低下する傾向が見られました。


アメナリーフの相互作用


リファンピシンを投与中の患者には禁忌です。
アメナメビルはCYP3A及び2B6を誘導するため、リファンピシンの代謝を促進し、血中濃度を低下させるおそれがあります。
さらにリファンピシンもCYP3Aを誘導するためCYP3Aで代謝されるアメナメビルの代謝を促進することが考えられ、両剤の作用が減弱するおそれがあります。

CYP3Aを阻害するグレープフルーツは、アメナメビルの血中濃度を上昇させてしまうかもしれないので注意が必要な食品です。


アメナリーフの安全性


承認時に臨床試験で報告された主な副作用は、β-NアセチルDグルコサミニダーゼ増加、α1ミクログロブリン増加、フィブリン分解産物増加でした。いずれも、臨床検査値異常で、それぞれ、近位尿細管障害の指標、尿細管機能の指標、血小板減少の指標です。


アメナリーフの投与は原則7日間


ウイルスのDNA複製を抑制する薬剤である抗ウイルス剤は、ウイルスが盛んに増殖している早い時期、つまり紅斑期や水疱期の帯状疱疹に使用すべきです。目安として皮疹出現後5日以内に投与を開始しましょう。

投与期間の目安は原則7日間です。症状の改善が見られない、あるいは、症状の悪化が認められた場合には、漫然と長期にわたり投与することは避け、速やかに他の治療法に切り替えましょう。

7日投与の理由は国内第三相試験において、十分な有効性が示されたからです。
その、国内第三相臨床試験では、水疱が完全にかさぶたになるまでに9日間かかっています。さらに完全に治るまで11日かかっています。7日間飲み終わった後、4日程度は様子を見る必要があります。


【2017.09.04追記】

単純疱疹に対する適応


アメナリーフ錠は単純疱疹に対する適応を取得していません(2017年8月時点)。これは、単純疱疹に対する臨床試験を行っていないのかというと、そうではないようです。単純疱疹は、再発型性器ヘルペスを対象とした第II相試験を 米国で実施し、単純疱疹を対象とした第III相試験を国内で実施していたようですが、第III相試験ではプラセボに対する優越性が確認できなかったことから、単純疱疹の開発を一時見合わせ、帯状疱疹の開発のみ進めることとした経緯があります。






アメナリーフ錠200mg

[効能・効果]
帯状疱疹
[用法及び用量]
通常、成人にはアメナメビルとして1回400mgを1日1回食後に経口投与する。

2017年7月4日火曜日

ウイントマイロン販売中止 


ウイントマイロン錠250・500・シロップ 5%が販売中止となるようです。
https://www.medicallibrary-dsc.info/announce/other/pdf-data/2017/1706stop_win1_etc2.pdf

経過措置期間満了は2018年3月末日を予定しているようです。


ウイントマイロンの成分であるナリジクス酸はスターリング・ウインスロップ研究所(現:サノフィ社)で 1948 年に合成され、1962 年にグラム陰性菌に効力を持つ抗菌剤として開発されました。日本で製造承認されたのは1964年で、それから50年余り日本の微生物と戦い続けてきました。

ナリジクス酸はオールドキノロンに分類される抗菌薬です。キノロンの歴史はナリジクス酸から始まったといっても過言ではありません。クラビットなどのニューキノロンはすべてナリジクス酸がベースなっています。

出典:Folia Pharmacol. Jpn.130,287~293(2007)


ナリジクス酸は主として緑膿菌を除く腸内細菌のグラム陰性菌に対して抗菌活性を示します。しかし代謝されやすく、バイオアベイラビリティや組織移行性が低かったことから腸管感染症や尿路感染症治療薬として使用されていました。しかし現在では耐性菌が多くなりすぎてほとんど使われていません。

役目を終えたため販売中止といったところでしょうか。


ウイントマイロンの代替品


代替品は標的菌種にもよりますが
腸管、尿路感染でナリジクス酸を使うということは
プロテウス菌や大腸菌、肺炎桿菌をターゲットとして考えます。

そうすると、経口ではセファクロルが候補となります。
急性単純性膀胱炎の場合ではキノロン系が候補となります。

どうしてもオールドキノロンが良い場合は
ナリジクス酸の7 位にピペラジニル基を導入することによりナリジクス酸の欠点でる代謝安定性や組織移行性を改良し,緑膿菌に対する抗菌活性を高めたピペミド酸があります。


臭いの少ない痛み止めの塗り薬はありますか


変形性関節症や筋膜性腰痛症に非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)の塗り薬が痛み止めとして処方されることがあります。

このNSAIDsの塗り薬の多くには、メントール、いわゆるハッカが添加物として配合されているので特異な香りがします。また、清涼感があるため塗り心地を良くする目的としても配合されているようです。

しかし、このメントール臭には好みが分かれるようで、特に女性から臭いの少ないものをよく希望されます。

というわけで、臭いの少ないNSAIDsの塗り薬を調べてみました。

添付文書の「性状」の欄に
においに関する記載がないもの。
添付文書の「添加物」の欄に
添加物に香料の記載がないもの。

以上に該当するものを抽出しました。

結果は5品目が該当しました。

  • インテバン軟膏1%
  • ナパゲルンクリーム3%
  • ナパゲルン軟膏3%
  • バキソ軟膏0.5%
  • ロキソニンゲル1%


いずれも、アルコールに薬を溶かしているため、多少のアルコール臭はしますが、シップのようなハッカの香りは少なめです。


【商品名】(会社名)
一般名
性状
添加物
効能効果

【インテバン軟膏1%】(帝國製薬)
インドメタシン軟膏
黄色ゼリー状の親水性軟膏
マクロゴール400、アジピン酸ジイソプロピル、ベンジルアルコール、クロタミトン、プロピレングリコール、カルボキシビニルポリマー、ヒプロメロース、ジイソプロパノールアミン、エデト酸ナトリウム水和物、ピロ亜硫酸ナトリウム、イソプロパノール
下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛

【ナパゲルンクリーム3%】(ファイザー)
フェルビナククリーム
白色のクリーム剤
セタノール、白色ワセリン、ステアリルアルコール、カルボキシビニルポリマー、スクワラン、ステアリン酸ポリオキシル40、モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸プロピル、1,3-ブチレングリコール、トリエタノールアミン
下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
変形性関節症 
筋・筋膜性腰痛症 
肩関節周囲炎 
腱・腱鞘炎 
腱周囲炎 
上腕骨上顆炎(テニス肘等) 
筋肉痛 
外傷後の腫脹・疼痛

【ナパゲルン軟膏3%】(ファイザー)
フェルビナク軟膏
無色~帯微黄色澄明のゲル状軟膏剤
カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン、エタノール
下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
変形性関節症 
筋・筋膜性腰痛症 
肩関節周囲炎 
腱・腱鞘炎 
腱周囲炎 
上腕骨上顆炎(テニス肘等) 
筋肉痛 
外傷後の腫脹・疼痛

【バキソ軟膏0.5%】(大正富山)
ピロキシカム軟膏
淡黄色澄明のゲル状軟膏
カルボキシビニルポリマー、プロピレングリコール、エタノール、ベンジルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ジイソプロパノールアミン
下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
変形性関節症 
肩関節周囲炎 
腱・腱鞘炎、腱周囲炎 
上腕骨上顆炎(テニス肘等) 
筋肉痛(筋・筋膜炎等) 
外傷後の腫脹・疼痛

【ロキソニンゲル1%】(第一三共)
ロキソプロフェンナトリウム水和物ゲル
無色~微黄色透明のゼリー状のゲル剤である。
エタノール、1,3-ブチレングリコール、ヒプロメロース、カルボキシビニルポリマー、トリエタノールアミン
下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
変形性関節症、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛

2017年7月3日月曜日

パルモディア錠(ペマフィブラート) 新しいタイプのフィブラート系薬剤


脂質異常症のうち、主にトリグリセリド(中性脂肪)が高い場合に使用される薬剤としてフィブラート系の薬剤があります。

2017年7月新たなフィブラート系薬剤としてパルモディア錠 0.1mg(一般名:ペマフィブラート)が承認されました。
薬価収載予定は8月です。
薬価に関して厚労省と折り合いがつかず、8月収載は見送りのようです。
11月収載に間に合うように調整中らしいです。
薬価が厚労省と折り合わず11月収載も見送るそうです。
2018年4月収載を目指しているそうです。


フィブラート系薬剤の作用機序


まず、フィブラート系薬剤の作用機序について解説します。
フィブラート系薬剤は核内受容体のPPARαに結合し脂質代謝に関わる反応を促進します。
例えば、肝臓での脂肪酸のβ酸化を促し、トリグリセリドの合成を抑えたり、リポプロテインリパーゼを活性化させ血中トリグリセリドの分解を促進させたりします。



パルモディア錠はPPARα の標的遺伝子の発現を選択的に調節する


パルモディア錠 は、核内受容体の PPARα に結合後、リガンド特異的な PPARα の立体構造変化をもたらし、主に肝臓の脂質代謝に関わる遺伝子群の発現を選択的に調節することで脂質代謝を改善すると考えられています。

「肝臓の脂質代謝に関わる遺伝子群の発現を選択的に調節する」という点が他のフィブラート系と違うので、他のPPARアゴニストと区別するために選択的 PPARα モジュレーター(Selective Peroxisome Proliferator-activated receptor-α modulator)SPPARMα、スパームアルファと呼ぶそうです。

脂質代謝に関わるところだけ調節するので、他のフィブラートで見られるような肝機能検査値異常(AST,ALT上昇)、腎機能検査値異常(クレアチニン上昇)や血中ホモシステイン増加などの副作用が起こりにくいというのが特徴です。


パルモディアの腎機能低下者への投与


中等度以上の腎機能障害のある患者(目安として血清クレアチニン値が 2.5mg/dL 以上)には横紋筋融解症があらわれることがあるため投与禁忌となっています。これは承認時点で副作用報告はないが、他のフィブラート系薬剤を参考に設定されたそうです。

軽度の腎機能障害のある患者(目安として血清クレアチニン値が 1.5mg/dL 以上2.5mg/dL未満)には慎重投与可能です。


パルモディアの肝機能低下者への投与


重篤な肝障害、Child-Pugh 分類 B 又は C の肝硬変のある患者あるいは胆道閉塞のある患
者には投与禁忌です。臨床試験において肝硬変 Child-Pugh 分類 B の患者に投与した際に血中濃度が著しく上昇し、Cmaxで約 3.9 倍、AUC で約 4.2 倍を示したため、禁忌設定されています。
またパルモディアは胆汁排泄型薬物なので、胆道閉塞のある患者には投与しないよう設定されています。

軽度の肝機能障害のある患者又は肝障害の既往歴のある患者には慎重投与可能です。


パルモディアの食事の影響

健康成人男性に本剤を空腹時及び食後に単回投与したときのペマフィブラートの血漿中濃度推移
出典:インタビューフォーム

食事による影響は軽微です。
を空腹時投与では投与約 1.50 時間後、食後投与では投与 1.75 時間後に最高値に達しました。食事摂取により血漿中濃度の上昇は緩やかとなり最高濃度到達時間の遅延傾向が認められました。


パルモディアの相互作用


パルモディアは、主にCYP2C8、CYP2C9、CYP3A により代謝されます。また、OATP1B1、OATP1B3 の基質となるためこれらの代謝酵素やトランスポーターと関連する薬剤では相互作用に注意が必要です。

海外の臨床試験においてシクロスポリン、リファンピシンをそれぞれ併用した場合パルモディアノ血中濃度が10倍以上、上昇したとの報告があるため併用禁忌となっています。

また、他のフィブラート系薬剤において、腎機能障害を有する患者にスタチンを併用した症例で、横紋筋融解症が報告されていることから、スタチンとの併用は原則禁忌に設定されています。


パルモディア錠は分割可能


パルモディア錠には割線があります。
分割後の製剤は 25℃/83%RH、無包装の保存条件にて 4 ヵ月間安定でした。


ペマフィブラートの構造上の特徴


ペマフィブラートは他のPPARαアゴニストと同様に酸性領域を含んでいます。
一方で、PPARαの活性および選択性を高めるために、独特のベンゾオキサゾールおよびフェノキシアルキル側鎖が付加されているのが特徴です。


ペマフィブラートのPPARサブタイプにおける転写活性の選択性


--

パルモディア錠 0.1mg

[効能・効果]
高脂血症(家族性を含む)
[用法及び用量]
通常、成人にはペマフィブラートとして 1 回 0.1mg を 1 日 2 回朝夕に経口投与する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、最大用量は 1 回 0.2mg を 1 日 2 回までとする。

2017年6月23日金曜日

コデイン類を含む医薬品の12歳未満への使用禁忌 2019年から

【追記】2017年7月4日
医薬品の安全対策に関する通知が発出されました。
コデインリン酸塩又はジヒドロコデインリン酸塩を含む医薬品の「使用上の注意」改訂の周知について(依頼)(平成29年7月4日 薬生安発0704第2,3号)
http://www.pmda.go.jp/files/000218747.pdf



2017年6月22日、厚生労働省は薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において、せき止め薬などに使われる「コデイン」を含む医薬品について、12歳未満の小児への処方を制限することを了承しました。

2018年末までに、医薬品メーカーや医療機関に周知し
2019年から12歳未満の小児への使用及び処方が禁忌となります。

現在治療している人への影響を考慮して、急に使用を制限するのではなく、段階的に制限を行うことにしたようです。

すでに、アメリカでは2017年4月20日にコデイン含有製剤の小児への処方制限がなされています。

どうして小児にコデインを投与してはいけないの?


コデインには呼吸抑制や呼吸困難、死亡など重篤な副作用のリスクがあるという調査結果が出され、さらにこうしたリスクは特に小児で高い傾向があることがわかっています。

FDAの2015年の安全性情報では、CYP2D6の特定の遺伝子型を有する"ultra-rapid metabolizers"の小児ではコデインを活性代謝産物であるモルヒネに変換する速度が通常よりも速く、モルヒネの血中濃度が上昇しやすいため、重篤な呼吸障害の発現リスクが高まるとして注意を呼びかけています。

FDA Drug Safety Communication: FDA restricts use of prescription codeine pain and cough medicines and tramadol pain medicines in children; recommends against use in breastfeeding women
https://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/ucm549679.htm

医薬品安全性情報 Vol.11 No.15(2013/07/18)
http://www.nihs.go.jp/dig/sireport/weekly11/15130718.pdf


小児に使えるコデインを含まない鎮咳薬


  • アスベリン(チぺピジンヒベンズ酸塩)
  • アストミン(ジメモルファンリン酸塩)
  • レスプレン(エプラジノン塩酸塩)
  • フスタゾール(クロペラスチン)
  • メジコン配合シロップ(デキストロメトルファン配合剤) 

コデイン含有製剤(医療用)一覧


OTC(一般用医薬品)はこちら

【コデイン配合剤】
オピセゾールコデイン液
カフコデN配合錠
クロフェドリンS配合シロップ
クロフェドリンS配合錠
サリパラ・コデイン液
セキコデ配合シロップ
ニチコデ配合散
フスコデ配合シロップ
フスコデ配合錠
フスコブロン配合シロップ
プラコデ配合シロップ
プラコデ配合散
ミゼロン配合シロップ
ムコブロチン配合シロップ
ライトゲン配合シロップ

【コデインリン酸塩製剤】

コデインリン酸塩「タナベ」原末
コデインリン酸塩散1%「イセイ」
コデインリン酸塩散1%「シオエ」
コデインリン酸塩散1%「タカタ」
コデインリン酸塩散1%「タケダ」
コデインリン酸塩散1%「タナベ」
コデインリン酸塩散1%「マルイシ」
コデインリン酸塩散1%「第一三共」
コデインリン酸塩散10%「シオノギ」
コデインリン酸塩散10%「タケダ」
コデインリン酸塩散10%「タナベ」
コデインリン酸塩散10%「第一三共」
コデインリン酸塩錠20mg「シオノギ」
コデインリン酸塩錠20mg「タケダ」
コデインリン酸塩錠20mg「第一三共」
コデインリン酸塩錠5mg「シオエ」
コデインリン酸塩錠コデインリン酸塩散10%
コデインリン酸塩水和物「タケダ」原末
コデインリン酸塩水和物「第一三共」原末

【ジヒドロコデインリン酸塩製剤】

ジヒドロコデインリン酸塩「タケダ」原末
ジヒドロコデインリン酸塩「第一三共」原末
ジヒドロコデインリン酸塩散1%「イセイ」
ジヒドロコデインリン酸塩散1%「シオエ」
ジヒドロコデインリン酸塩散1%「タカタ」
ジヒドロコデインリン酸塩散1%「タケダ」
ジヒドロコデインリン酸塩散1%「マルイシ」
ジヒドロコデインリン酸塩散1%「第一三共」
ジヒドロコデインリン酸塩散10%「タケダ」
ジヒドロコデインリン酸塩散10%「第一三共」

【リン酸コデイン製剤】

リン酸コデイン散1%「イワキ」
リン酸コデイン散1%「コトブキ」
リン酸コデイン散1%「フソー」
リン酸コデイン散1%「ホエイ」
リン酸コデイン散1%「メタル」
リン酸コデイン散1%「日医工」
リン酸コデイン散1%<ハチ>
リン酸コデイン錠5mg「ファイザー」

【リン酸ジヒドロコデイン製剤】
リン酸ジヒドロコデイン散1%「フソー」
リン酸ジヒドロコデイン散1%「ホエイ」
リン酸ジヒドロコデイン散1%「メタル」
リン酸ジヒドロコデイン散1%「日医工」
リン酸ジヒドロコデイン散1%<ハチ>

コデイン類を含む咳止め・かぜ薬一覧(一般用医薬品)


2019年に咳止めとして使われる「コデイン」を含む薬は12歳未満には使用できなくなります。

小児で、ごくまれに重篤な呼吸困難の副作用が生じる恐れがあり、欧米など海外の一部では処方制限が行われていることから、日本でも同様の措置が取られることとなりました。

ドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品にはコデインを含むものが523種類あります。なかには「小児用」として販売されているものもあります。

大人用の咳止めや総合風邪薬にはコデインを含むものが多いです。量を減らして子どもに与えるといった使い方は危険ですのでやめましょう。

コデイン類を含む一般用医薬品一覧(2017年6月時点)

医療用医薬品はこちら

【液・シロップ】
NIDせき止め液 1回量飲みきりタイプ
Piせき止め液
アイロミン液
アイロミンシロップ
アネトンせき止めZ液
アネトンせき止めZ液 分包
アルペンFこどもかぜシロップ
アルペンSこどもかぜシロップ
アルペンSこどもせきどめシロップ
エピック感冒液小児用
エフストリン液
エフストリンせきどめ液
エフストリンせきどめ液10
エルケルS小児用
オフセキンシロップW
カイゲンかぜシロップ小児用
カイゲンかぜシロップ小児用S
カイゲン感冒液小児用
カイゲンこどもシロップ
カイゲン咳止液α
カイゲンせき止め液W
改源咳止液W
かぜクリア48シロップ小児用
カゼサリンシロップ(小児用)
かぜシロップG2「小児用」
カゼックスSシロップ小児用
カゼリック液W「小児用」
カゼリックGR液「小児用」
ガノン液小児用
ガノンせき止めシロップ
クールワンせき止めGX液
コデトンせきどめシロップS
コデビタこどもかぜシロップ
コデビタせきどめシロップ
こどもかぜシロップ「ヒシメイ」
こどもパブロンせき止め液
コフクリアせき止め液
コフジスW液
コフチン液W
コフチールこどもかぜシロップ
コフチールこどもせきどめシロップ
コフドリンせき止めシロップ
コフハイドリン液
コフハイドリンせきどめシロップ
コルゲンコーワせき止め液PLUS
コンコン咳止め液
コールトップ液GK「小児用」
コールトップB液
コールトルW液「小児用」
サブコデせき止め液
ザイルシロップ小児用
小児用エスエスブロン液エース
小児用かぜシロップ三宝
小児用かぜシロップチルダンプラス
「小児用」感冒薬リココデS液
小児用コデジールSシロップ
小児用新オムニンB
小児用新キコデB
小児用新コデジールシロップ
小児用新コルビートシロップ
小児用新コールトップ液「プラス」
小児用新コールトップ液A
小児用新コールトップ液K
小児用新ビギニンS
小児用新マイフーロンシロップ
小児用セイヨン内服液
小児用せきどめシロップチルダンプラス
小児用タウロアタック・シロップ
小児用チルダンせきどめシロップS
小児用ニギンS
小児用ノバコデシロップ
小児用ハイセーフーS
小児用パラローンS
小児用ヒストミンかぜシロップZ
小児用ヒストミンせき止めシロップS
小児用ヒストミンセーフシロップ
小児用ヒルAシロップ
小児用フクミラーS
小児用フリア内服液
小児用マイフレンS
小児用ユリアンシロップ
小児用レイメル内服液
小児用レオスミンシロップA
新エピックこどもかぜシロップ
新エピックこどもせきどめシロップ
新エフストリン液
新カイゲンせき止め液W
新コデステシン液
新コフジスシロップ
新コフチン液
新コフチールW液
新小児ジキニンシロップ
新セキリック液
新セピー液「小児用」
新テラポニン液エース
新トニン咳止め液
新ヒラミン液小児用
新ブロトリンA液
新ブロン液エース
ジキニン液D
ジスコールかぜ内服液〈小児用〉
ジスコールせきどめシロップ
ジージーコデイン液
ストナシロップA小児用
スルーロンせきどめ液
セキセチン咳止め
せき止め液C3
ゼリス液
ゼリスかぜ内服液「小児用」
ゼントルシロップ
ゼントルシロップK
タイワケシノールシロップ
チミコデシロップN
チミコデWシロップ
チルニン小児シロップ
ヂメチンかぜシロップ小児用
テラポニンかぜシロップ「小児用」
トニン咳どめ液D
トピックかぜシロップ小児用
トピックせき止め液
南草舎利別
ニコールゴールドシロップ「小児用」
ニッドせきどめB液
ニューハイドリン液A小児用
ニューハイドリン液S小児用
ネチルせきどめ液
ノスポールエック「小児用」
ノドニィせきどめシロップ
ノーパスかぜシロップ小児用
ハイドリンS小児用
パナトリンBB液
パブロンせき止め液
パブロンS小児液
パミコールW液「小児用」
ヒストミンせき止め液
ヒヤこどもせきシロップS
ヒラミン液A小児用
ヒラミン液K小児用
ビスティーせき止め液
ビーレスせき止め液
フストールシロップ
フストールシロップS
ブロコデせき止め液
ベリコデ咳シロップ
ベリコンS
ベリコンWエース
ベルゲンシロップ(小児用)
ベルゲンせき止めシロップ
ベンザブロックせき止め液
ベンザブロックせき止め液1回量のみ切りタイプ
ペアコールこどもかぜシロップ
ペアコール咳止めシロップS
本草かぜ内服液小児用-S
ポポロこどもかぜシロップ
ムヒのこどもせきどめシロップS
ユガトスシロップ小児用
リココデシロップ
リココデせき止め液Z
レビューこどもかぜシロップ
レビューこどもせきどめシロップ
六活感冒液小児用
六活W液エース

【錠剤】
JAクミアイせき止め錠
JPSかぜ1号錠
JPSかぜ2号錠
JPSかぜ5号錠
JPSかぜ6号錠
アイロミン錠
アネトンせき止めZ錠
エスエスブロン錠
エスタックイブ
エスタックイブファイン
エスタックイブファインEX
エスタックイブFT
エスタックイブNT
エスタックGT「有核」
エスタックK錠
エピックせきどめ錠
エフストリン
オムニンエース
カイゲン感冒錠
カイゲン咳止錠
カコナールカゼブロックUP錠
カコナールゴールドUP錠
カゼリックC錠
きぬや鎮咳錠
クミアイ新せき止錠「エス」
クミアイ新総合感冒錠「エス」
クールワンせき止め
クールワンせき止めGX
コデカイン錠
コデジールA錠
コデステシン錠
コデブロン錠M
コバドリンA錠
コフジススーパー
コフチールせきどめ錠
コフハイドリン錠
コルゲンコーワIB錠
コルゲンコーワIB錠TX
コンコン咳止め錠
コールトルC錠
サブコデS錠
サン総合感冒薬コールドナイン
シオノギ総合かぜ薬IB錠
新エスエスブロン錠エース
新エスタックイブエース
新エスタックゴールド錠
新ガノンせき止め錠
新コデジールS錠
新コデロン錠F
新コバドリンS錠
新コーピタンS
新ゴール錠
新ジキニン錠D
新生スットB
新せき第一錠
新テキメン錠
新フクエフ咳止め錠
新フステノン
新リココデ錠
新ルルAゴールド
新ルルAゴールドDX
新ルルAゴールドs
新ルル-A錠
新ルル-A錠s
ジキナIP錠
ジキニン錠エースIP
ジスコールせきどめ錠S
ジージーコデイン糖衣錠
スズレックスD
ストナアイビー
ストナプラス2
スルーロンせきどめ錠
セピーIPかぜゴールド錠
総合感冒薬かぜねつ錠
タイムコールP錠
タイワケシノール錠
タウロイブ
鎮咳去痰剤ポリコデン錠
鎮咳きょ痰剤リココデ錠
トニン咳止サット
トニン咳止錠
ドップェル錠せきどめ
ドップェル錠D
ドニーせき止めP
ネオ真治ゴールド錠
ネオメトン錠
ハイカゼα錠
ハイカゼEV錠
バファリンかぜEX錠
バファリンジュニアかぜ薬
バルン
パイロンMK錠
パナトリンS
パブロンエースAX錠
パブロンクオリティ錠
パブロンゴールドA〈錠〉
パブロンSα錠
パブロンSゴールドW錠
パミコール錠
ヒストミンエース錠EX
ヒストミンせき止め
ヒストミンKB錠
ビノックコバ錠
プレコール持続性ファミリー錠
プレコールせき止め錠
ベリコデエース錠
ベリコン咳止め錠
ベルサダンエース錠
ベンザブロックせき止め錠
ベンザブロックIP
ベンザブロックIP錠
ベンザブロックIPプラス
ベンザブロックIPプラス錠
ベンザブロックL
ベンザブロックL錠
ベンザブロックLプラス
ベンザブロックLプラス錠
ベンザブロックS
ベンザブロックS錠
ベンザブロックSプラス
ベンザブロックSプラス錠
ペアコール錠
ペアコールK錠
ペアコールS錠
ペラックコールド3
ペラックコールドTD錠
ポジナールGO錠
マイフーロンゴールド錠
メディプロHWせきどめ錠
メトン咳止錠
リクレスかぜEV錠
リココデSP錠
ルルアタックEX
ルルアタックIB
ルルアタックNX
ルルカゼブロックIB
ロン三宝IP錠

【カプセル】
JAクミアイ総合感冒カプセル
アスナミンZ
アルシンカゼMX
エピシロンかぜGO
エンカセブンカプセルG
カイゲン感冒カプセルα
カイゲン感冒カプセル「プラス」
カイゲンゴールドカプセル
カイゲンせき止めカプセル
かぜアタック
カゼイレブン
カゼキリGO
かぜキープ1000
カゼゴールドエース
かぜジエットA
かぜジョイスパークカプセル
カゼスタイルⅠ
カゼゼンカプセル
かぜソフト〈カプセル〉A
カゼチームカプセルG
カゼチームプロ
かぜ東和S
かぜピタリンカプセルA
かぜピラゴールドCP
カゼプロカプセルS
カゼホワイトカプセル
カゼマートS
かぜリンネカプセルN
かぜロダンSG
カゼン21
救風ゴールド
救風ゴールドDX
クミアイかぜカプセル「ゴールド」
クミアイかぜぐすりカプセル
クミアイかぜぐすり「カプセルエース」
クミアイせきぐすりカプセル
コデポン
コルゲンコーワIB透明カプセル
コルゲンコーワIB透明カプセルα
ゴールドスーフンA
ゴールドヒネツK
さとうかぜぐすり
サラリ21
三光丸かぜぐすりカプセル
新エスタックイブエースカプセル
新カドリンカプセルG
新コルゲンコーワ咳止め透明カプセル
新コーピタンカプセルN
新スコGカプセル
新ノイセル
新ベサエースMX
新ユアEXゴールド
ストナアイビージェル
ストナアイビージェルS
ストナジェルサイナスS
ストナプラスジェル2
ストナプラスジェルS
せきどめカプセル「廣貫堂」
セピーせき止めカプセル
総合かぜ薬ヨカボンカプセルA
総合かぜ薬ラドンカプセルA
タロパカプセルA
テキメンエース
トピックスーパー
布亀かぜゴールドカプセルA
ネオ真治ゴールドカプセル
ネオメトンカプセル
ノイセルエースG
ノスポール鎮咳カプセル
ハイカゼLカプセル
ハリーエースカプセル
パイロンMX
パブロンSせき止め
パームエース
パーム咳止めカプセルEX
ヒストミンSカプセル
ヒットミンゴールド
ヒットミンせき止めカプセル
ヒットミンホワイト
ピラトン21カプセル
プレコール持続性カプセル
プロピンゴールドカプセルA
プロピンゴールドカプセルG
プロピンゴールドSP
ベルゲンカプセルⅢ
ホルダンハイカプセル
ポジョンホワイト
明治かぜSS
メディプロHWかぜ薬
モーリンホワイト
ユガトスカプセルS
リリース総合感冒薬
ルックエスせき止めカプセル

【細粒・ドライシロップ等】
アネトンせき止め顆粒
アルペンこどもかぜ薬J細粒
アルペンこどもかぜ薬K細粒
エスタックイブ顆粒
エスタックイブファイン顆粒
エスタックゴールド顆粒
エスタックAC顆粒
エスタックGT「顆粒」
エスタックK「顆粒」
エフストリン顆粒K
エフニン
エンカセブン
カイゲン感冒カリュー
改源感冒カリュー
カイゲンゴールドカリュー
カゼエースワン顆粒
カゼチーム
カゼリック顆粒
カゼルート顆粒
カゼン21「顆粒」
カネドリン顆粒
かわかみんかぜ
ガイシ「咳止」
ガノン顆粒KA-Ⅱ
強力せきどめコデンK
クミアイ感冒K
コウドン(W)
コデカイン顆粒
コデカイン顆粒M
コデジール顆粒
コデジールG顆粒
コフト顆粒
コーフパウダー
コールトル顆粒
ゴールドエースA微粒
サラリ「顆粒」
散剤せきどめ「廣貫堂」
新朝日エフコデ
新アスロンエースA微粒
新アンバーゴールドA微粒
新エスタックイブエース顆粒
新エスタックエース顆粒
新エスタック顆粒
新エスタックハイ顆粒
新 感冒K
新カンボーエース
新ジキニン顆粒
新スカイブブロンゴールド微粒
新スルーロン顆粒
新セキトンA
新セキドメ
新せきどめ顆粒N
新セキドメS
新総合感冒薬A微粒
新ハヤナ顆粒
新ルビカップ
新ルルAゴールドDX細粒
ジキナ顆粒ゴールド
ジキナIP顆粒
ジキニン顆粒エース
ジキニン顆粒A
ジキニン顆粒IP
ジキニンC
スズレックス顆粒EX
スズレックス顆粒S
ストップチン
ストナデイタイム
スルーロンEX顆粒
せき
せきえがお
セキトマル
せきどめ顆粒N
セキドメコゼイン「顆粒」
せきどめフジマッハ
セキドメP顆粒K
せきピタル
セキピタール
セキポニン
セキポンS
セピーせき止め顆粒
セピーIPかぜゴールド顆粒
総合かぜ薬ゴールドA微粒
総合かぜ薬NID顆粒
チルコール溶かして飲むかぜ薬
とをしや感冒剤
とをしや鎮咳去痰剤
ニコール顆粒
ノスポール鎮咳顆粒
ノビックせきどめ顆粒
ハイカゼ顆粒α
ハイカゼ顆粒L
ハイセーフーS顆粒
ハヤナ顆粒A
パイロン溶かしてのむかぜ薬
パイロン溶かしてのむかぜ薬G
パブロンエースAX微粒
パブロンクオリティ微粒
パブロンゴールドA〈微粒〉
パブロンSα微粒
パブロンSゴールドW微粒
パミコール顆粒
ヒストミンエース顆粒EX
ヒストミンエース顆粒S
ヒラミンK
ヒラミンKⅡ
ビスティーせき止め顆粒N
ビノック顆粒S
ビューンかぜ顆粒
ビューンせきどめ顆粒
フォルチュア顆粒
フスチン顆粒
プレコールエース顆粒
プロピン「顆粒」
ヘルビックS顆粒
ヘルビックS顆粒・ゴールド
ベリコデせきどめ顆粒
ベルゲン顆粒
ベルサダンGK顆粒
ペアコール顆粒
ペアコールK顆粒
ペラックかぜ薬
ペラックコールドTM顆粒
丸太せきどめ顆粒
ヨシダセキチン
ラフレッドゴールドAα
リココデ顆粒-S
ルルアタックEX顆粒
ロン三宝IP顆粒
ロン三宝K顆粒

【丸剤】
かぜ実妙P
熱神丸

2017年6月21日水曜日

吸入した後のうがいを飲み込んでも大丈夫?


吸入薬を使用している患者さんからの問い合わせがありました。

「吸入薬を使った後、言われたとおりにうがいをしたのだけれど、吐き出さずに飲み込んでしまった。問題ないだろうか?」

と、いうもの。

答えは、飲み込んでも問題ありません

ステロイドの副作用を防ぐ目的で、吸入時に口の中に残った薬をうがいで洗い流します。
たとえ飲み込んだとしても吸収された薬は肝臓で分解されますし、薬の量も微量であるので全身性の副作用の心配はほとんどありません。

小さいお子さんなどで、うがいが上手にできない場合は、クチュクチュうがいや水を飲むのでもOKです。

ステロイド吸入薬を口の中に残さないことが何よりも重要なのです。

※メプチンやウルティブロなどステロイド吸入薬以外の吸入薬はうがいは必要ありません。

【参考】各社吸入ステロイド剤の「うがい」に関するFAQ


アドエアQ&A
Q.吸入するときに気をつけることはありますか?
吸入口から息を吹き込まないでください(お薬が飛び散ってしまいます)。
吸入した後は必ずうがいをしてください。うがいが困難な場合は口の中をすすぐようにしてください。(吸入によって口の中に残ったお薬を水でうがいをして取り除き、吸入ステロイド薬にみられる口腔カンジタ症などの局所的な副作用を予防します。)
http://kusurigsk.jp/pc/aa/qa/index.html

フルタイドQ&A
Q.吸入するときに気をつけることはありますか?
吸入口から息を吹き込まないでください(お薬が飛び散ってしまいます)。
吸入した後は必ずうがいをしてください。うがいが困難な場合は口の中をすすぐようにしてください。(吸入によって口の中に残ったお薬を水でうがいをして取り除き、吸入ステロイド薬にみられる口腔カンジタ症などの局所的な副作用を予防します。)
http://kusurigsk.jp/pc/ft/qa/index.html

キュバール よくあるご質問【Q&A】
吸入後にうがいが出来ない時の対処法は?
うがいが困難な患者には、口腔内をすすぐよう指導してください。
https://ds-pharma.jp/product/qval/faq.html

パルミコートQ&A
パルミコート吸入液を吸入したあとは、うがいが必要ですか?
はい。パルミコート吸入液を吸入したあとは、うがいまたは口をすすいでください。うがいができないお子様は、水分をとるようにしてください。また、口のまわりにお薬が付着して残る可能性がありますので、水で顔を洗ってください。
http://www2.astrazeneca.co.jp/yourhealth/zensoku-town/medications/pulmicort/faq-pulmicort.html

アズマネックスを使用されている方へ
吸入後は必ずうがいをするか、口をすすいでください。
https://www.msdconnect.jp/static/mcijapan/pdf/asmanex_respiratory.pdf

レルベアQ&A
うがいの方法を教えてください。またうがいが出来ない場合はどうすればよいですか?
吸入後は、のどや口の中に残っている薬を洗い流すために、のどのがらがらうがい、口の中のクチュクチュうがいを行ってください。うがいを行うことにより、口腔内カンジタ症や嗄声の発現率が減少することが報告されています。
うがいが困難な場合は口腔内をすすぐよう指導して下さい。さらに、食事摂取前の吸入や朝晩の歯磨き前の吸入が吸入のコンプライアンスを高め、口腔内のカンジダ発症の予防につながる可能性を示唆した報告があります。
https://www.healthgsk.jp/yakuzaishi/faq/relvar.html#anc030

フルティフォーム 吸入方法Q&A
Q. 吸入した後は、必ずうがいをしなくてはいけませんか?
吸入後にうがいを実施してください。うがいが困難な方には口腔内をすすぐよう指導してください。
(解説)
フルティフォームには、ステロイド剤(フルチカゾンプロピオン酸エステル)が含まれています。ステロイドを吸入すると、口腔カンジダ症や嗄声の副作用を発現することがあります。これらの発現を減らすため、うがいが必要です。
https://www.kyorin-medicalbridge.jp/flutiform/product/inhalationqa/index

シムビコートQ&A
シムビコートタービュヘイラーの口腔カンジダ症の副作用について教えて下さい。
●シムビコートタービュヘイラー投与による口腔カンジダ症の副作用の発現頻度は下記の通りです。
・承認時までに実施された国内臨床試験及び国際共同臨床試験(日本人を含む)
口腔カンジダ症0.6%(13/2,154例)[口腔カンジダ症0.5%(11/2,154例)、中咽頭カンジダ症0.1%(2/2,154例)]が報告されています。
・喘息患者を対象とした使用成績調査最終報告
口腔カンジダ症として1/3,212例、中咽頭カンジダ症として1/3,212例が報告されています。
・喘息患者を対象とした特定使用成績調査
口腔カンジダ症として0.4%(6/1,382例)、中咽頭カンジダ症として0.1%(1/1,382例)が報告されています。
●口腔カンジダ症の原因
口腔カンジダ症は口腔内のステロイドの沈着によって生じるが、多くの場合、痛みなどの臨床症状を伴うことは少なく、無症状のことが多いと報告されています。
またステロイド薬により口腔粘膜での好中球、マクロファージ、Tリンパ球などの生体防御機構の障害によって、口腔カンジダ症が起こると報告されています。
●口腔カンジダ症の対処法
以下の対処法が報告されています。
・口腔カンジダ症の多くはうがいで予防でき、薬剤吸入直後のうがいは極めて重要であると報告されています。
・口腔カンジダ症に対しては、アムホテリシンBによるうがいが有効です
吸入前にも口を湿らせ、吸入後には2回うがいをすると有効です・うがいはできるだけ、吸入ステロイド使用直後に行い、時間が経って口の中に残った薬がこびりつかないようにします。
・うがいは、丁寧にガラガラ、グチュグチュを各5回以上行い、のどの奥まで洗い流すように行います。
なお、シムビコートタービュヘイラーの添付文書には以下の様に記載しております。
【使用上の注意】
9.適用上の注意
(3)吸入後:口腔カンジダ症又は嗄声の予防のため、本剤吸入後に、うがいを実施するよう患者を指導すること。ただし、うがいが困難な患者には、うがいではなく口腔内をすすぐよう指導すること。

2017年6月16日金曜日

「後発医薬品がある先発医薬品」に変わるタイミング2017年6月


2017年6月16日後発品の薬価収載がありました。

各先発医薬品の後発医薬品の有無に関する情報が更新され、後発医薬品の数量シェア(置換え率)に影響があります。

「後発医薬品がない先発医薬品」が後発品の登場により「後発医薬品がある先発医薬品」に変わるタイミングは、商品によって違ってきます。
(基本的には発売月の翌月1日から)

切り替わるタイミングに関しては、厚生労働省の
「薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報」5.その他(各先発医薬品の後発医薬品の有無に関する情報)の備考欄に記載されています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2016/04/tp20160401-01.html


2017年7月1日から「後発医薬品がある先発医薬品」に変更

エビリファイ散1%
エビリファイ錠3mg
エビリファイ錠6mg
エビリファイ錠12mg
エビリファイOD錠3mg
エビリファイOD錠6mg
エビリファイOD錠12mg
エビリファイOD錠24mg
エビリファイ内用液0.1%
エスラックス静注25mg/2.5mL
エスラックス静注50mg/5.0mL
ザラカム配合点眼液
ミカルディス錠20mg
ミカルディス錠40mg
ミカルディス錠80mg
ミコンビ配合錠AP
ミコンビ配合錠BP
ミカムロ配合錠AP
ミカムロ配合錠BP
マクサルト錠10mg
マクサルトRPD錠10mg
ディナゲスト錠1mg
ディナゲストOD錠1mg
セイブル錠25mg
セイブル錠50mg
セイブル錠75mg
セイブルOD錠50mg
セイブルOD錠75mg
セイブルOD錠25mg
ボナロン点滴静注バッグ900μg
キプレス細粒4mg
シングレア細粒4mg
キプレスチュアブル錠5mg
シングレアチュアブル錠5mg
バラクルード錠0.5mg


2017年10月1日から「後発医薬品がある先発医薬品」に変更

オルメテック錠10mg
オルメテック錠20mg
オルメテック錠5mg
オルメテック錠40mg
オルメテックOD錠10mg
オルメテックOD錠20mg
オルメテックOD錠40mg
オルメテックOD錠5mg
クレストール錠2.5mg
クレストール錠5mg
クレストールOD錠2.5mg
クレストールOD錠5mg