2018年3月5日月曜日

2018年4月から新たに診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品

平成30年度の薬価改定で、前年度から変更となった品目についてまとめてみました。

2018年4月から新たに加算等の算定対象となる後発品に該当するもの(分類3)。


アモリン細粒10%
セフィーナ細粒50
セフィーナ細粒100
ワイドシリン細粒10%
ワイドシリン細粒20%

トスパリール注15
ピペユンシン注射用1g
ピペラシリンNa注射用1g「サワイ」
ピペラシリンNa注射用1g「テバ」
ピペラシリンNa注用1g「トーワ」


2018年4月から新たに後発医薬品のある先発医薬品に新たに該当するもの(分類2)

※2018年1月1日時点で既に分類2に該当するものは赤文字(2018.03.06追記)
アバプロ錠50mg
アバプロ錠100mg
アバプロ錠200mg
イルベタン錠50mg
イルベタン錠100mg
イルベタン錠200mg
グレースビット錠50mg
サワシリン細粒10%
セフスパン細粒50mg
タリオン錠5mg
タリオン錠10mg
タリオンOD錠5mg
タリオンOD錠10mg
テモダールカプセル20mg
テモダールカプセル100mg
パセトシン細粒10%
ファムビル錠250mg
ルプラック錠4mg
ルプラック錠8mg
レキップCR錠2mg
レキップCR錠8mg

ディフェリンゲル0.1%

シプロキサン注200mg
シプロキサン注400mg
ソセゴン注射液15mg
ペントシリン注射用1g
ペントシリン注射用2g

2018年4月から後発医薬品と同額又は薬価が低い先発品に該当するもの(☆)。

これらは、数量シェアの計算式から除かれます。

テオドール顆粒20%

フィジオ35輸液
オムニパーク240注シリンジ100mL
マグネビスト静注シリンジ

2018年4月から先発医薬品と同額又は薬価が高いもの(★)

これらは、数量シェアの計算式から除かれます。

カルデミンカプセル0.5μg
スロービッド顆粒20%
プロスタット錠25mg
ワークミンカプセル0.5
ワークミンカプセル1.0
ロスポリア錠1mg

イオパーク240注シリンジ100mL
イオベリン240注シリンジ100mL
ガドペンテト酸メグルミン静注液37.14%シリンジ5mL「DK」
ガドペンテト酸メグルミン静注液37.14%シリンジ5mL「SN」
ガドペンテト酸メグルミン静注液37.14%シリンジ5mL「タイヨー」
ガドペンテト酸メグルミン静注液37.14%シリンジ5mL「F」
ガドペンテト酸メグルミン静注液37.14%シリンジ5mL「トーワ」
グルアセト35注
ドミニン点滴静注100mg
ピペユンシン注射用2g
ピペラシリンNa注射用2g「サワイ」
ピペラシリンNa注射用2g「テバ」
ピペラシリンNa注用2g「トーワ」


2018年4月から後発医薬品のない先発医薬品となるもの(分類1)

これらは、数量シェアの計算式から除かれます。

アルタット細粒20%
アルファロール散1μg/g
アルファロール内用液0.5μg/mL
イノリン散1%
カイトリル細粒0.4%
カイトリル錠1mg
カイトリル錠2mg
カルグート細粒5%
カルタン細粒83%
ケイキサレートドライシロップ76%
コロネル錠500mg
シンレスタール細粒50%
スピロペント顆粒0.002%
セスデン細粒6%
セファドール顆粒10%
メイラックス細粒1%
トピナ細粒10%
ナウゼリン細粒1%
ノイエル細粒40%
バップフォー細粒2%
ブラダロン顆粒20%
ブリカニールシロップ0.5mg/mL
フロベン顆粒8%
ベネトリンシロップ0.04%
ポリフル錠500mg
ミケラン細粒1%
メバロチン細粒0.5%
メバロチン細粒1%
メプチン顆粒0.01%
ユーロジン散1%
リーゼ顆粒10%


リーバクト配合経口ゼリー

ロコルナール細粒10%

ロペミン細粒0.1%

ワンアルファ内用液0.5μg/mL

イサロパン外用散6%
インタール点眼液UD2%
インタールエアロゾル1mg
エクラープラスター20μg/c㎡
エパテッククリーム3%
エパテックゲル3%
エパテックローション3%
セクタークリーム3%
セクターゲル3%
セクターローション3%
トプシムスプレー0.0143%


置き換え率の計算式の分母には分類2と3の数量の合計が該当します。

分子には分類3の数量が該当します。

置き換え率を増やすには分類2を減らして分類3に該当する商品を増やせばいいのです。



【参考】

平成30年度版 後発医薬品数量シェア計算方法