2017年9月12日火曜日

プラルエントを打ち忘れたら


脂質異常症治療薬のプラルエント皮下注ペンが2017年9月から在宅自己注射可能になりました。

プラルエントに関する説明は以前のエントリーから↓
https://yakuza-14.blogspot.jp/2016/07/blog-post_14.html


そこで、プラルエント皮下注ペンを使う患者さん向けに
使い方や想定される疑問点についてまとめてみたいと思います。


プラルエント皮下注ペンを打ち忘れた場合


打ち忘れに気がついたら、すぐに注射をしてください。次の予定日の前日まで投与は可能です。その次の注射からは、当初のスケジュール通りに行ってください。


ペンに気泡がはいっている場合


ペンの中に気泡が入っていることがありますが、プラルントは皮下に注射するため、身体や投与量に影響はありません。


冷蔵庫から取り出して30分以上待つのが面倒


薬液が冷たいと刺激となって痛みを感じたり、注入時間が長くかかる場合があります。冷蔵庫から出して室温に戻す時間である30分というのはあくまで目安です。季節や室温の状況によって時間を調整しても構いません。痛みを我慢できるのであれば待つ必要もありません。


注射が途中で止まったり、ペンを皮膚から離してしまった場合


確認窓が完全に黄色に変わっていれば注入完了しているので問題ありません。黄色に変わっていない場合は注入が完了していない場合があります。再注射はせずに、主治医に相談しましょう。


プラルエント皮下注ペンの注射の方法



①青色のキャップを引き抜きます


②確認窓が見えるようにしてペンをしっかりと握ります


③ペンを皮膚に強く押し当てます


④注入ボタンを親指で押します(注入には5~15秒かかります)
注入ボタンが押せない場合
黄色の安全カバーが押し込めていない可能性があります。黄色の安全カバーがペンの中に入っていくまで、きちんと押し込んでください。 


黄色の安全カバーが押し込めない場合
腹部に注射する場合、皮膚が柔らかすぎて黄色の安全カバーを押し込めない場合などがありますので、皮膚をつまんだり、抑えるなどして注射部位を固定してください。

どうしてもうまく注入ボタンが押せない場合
注射サポートツールが用意してあります。処方元の医療機関に相談すると良いでしょう。


⑤皮膚からペンを離します

皮膚からペンを離す前に、親指を注入ボタンから離しても構いません