2015年4月12日日曜日

副作用が疑われる症例報告の調べ方

消費者庁は2015年4月8日、OTC薬の服用による副作用で重症化する例があることから、
「初期症状が出たら医師、薬剤師に相談してほしい」との注意喚起を行いました。

市販薬の副作用で重症化することも!初期症状が出たら医師、薬剤師に相談しましょう(消費者庁)
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150408kouhyou_1.pdf



特定の商品ではなく全ての市販薬で副作用が起こる可能性があります。

“どのメーカーのどの薬で起こったか?”ではなく“市販薬で重篤な副作用が起こる可能性があることを認識すること”が重要です。



商品を特定することは無意味です。
とはいえども、どのような薬で有害事象が起きたのか気にはなりますよね。
調べる方法が無いわけではありません。

副作用が疑われる症例報告の調べ方

まずは以下のサイトにアクセスしてみましょう。

副作用が疑われる症例報告に関する情報(医薬品医療機器総合機構)
http://www.info.pmda.go.jp/fsearchnew/jsp/menu_fukusayou_base.jsp


<検索方法>
検索したい医薬品名を入力します。

検索のコツなのですが、
「一般薬」と入力することで、OTC薬に絞り込んで検索することが可能です。




検索したい副作用名  に 「スティーブンス・ジョンソン症候群」や「中毒性表皮壊死融解症」などを入力することで絞込みが可能です。




「症例」のリンク先に具体的薬剤名が掲載され、詳細データが確認できます。