2017年11月2日木曜日

フェナゾックスカプセル 50mg販売中止と代替品


フェナゾックスカプセル 50mgが販売中止となるようです。

フェナゾックスⓇカプセル 50mg製造販売中止のご案内
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/medical/news/pdf/fenazox_20171002.pdf

最終出荷予定は2018 年 8 月頃です。

フェナゾックスカプセルはフェニル酢酸系NSAIDsのアンフェナクナトリウムを成分とする消炎鎮痛剤です。

アンフェナクナトリウムは米国 A.H.Robins 社によって創生されました。
明治製菓株式会社(現 Meiji Seika ファルマ株式会社)が国内における開発権を取得し1985年8月フェナゾックスカプセルとして販売を開始しました。

フェナゾックスカプセルはジクロフェナクナトリウム、インドメタシンに比べ、消化管障害作用は比較的弱いことが売りでした。
また最高血中濃度到達時間は30分でありジクロフェナクナトリウムの120分と比べ吸収が速く連続投与でも蓄積性のないことが特徴でした。

薬理試験ではアンフェナクナトリウムはジクロフェナクナトリウムよりも強い鎮痛効果を有することが認められていましたが、臨床ではジクロフェナクと同程度の効果という実感でした。

薬価もジクロフェナクやインドメタシンより高く、メーカも販売に力入れていないようで、あまり使用されていませんでした。


ちなみに、アンフェナクといえば誘導体のネパフェナクが点眼薬として使用されています。


フェナゾックスカプセルの代替品


同じフェニル酢酸系NSAIDsのジクロフェナク代替となります。

同効薬としてインドメタシン、ロキソプロフェンナトリウムやナプロキセンがあります。