2021年10月4日月曜日

レビトラ 販売中止と代替品

 ED治療薬のレビトラ錠が販売中止となるようです。

レビトラ®錠 5mg/10mg/20mg 販売中止のお知らせ(バイエル薬品)
https://pharma-navi.bayer.jp/sites/g/files/vrxlpx9646/files/2021-10/LEV_PNS_202110040.pdf

販売中止時期:2022年1月~3月

経過措置期間:未定

販売中止理由:海外製造工場での生産及び入荷の目処が立たず安定供給が難しいため


レビトラ錠(成分名:バルデナフィル)は、ドイツ・バイエル社で開発されたホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害薬です。勃起不全(ED)に対する治療はPDE5阻害剤が第一選択薬とされ、レビトラ錠はバイアグラやシアリスと並び日常診療に汎用されています。

レビトラ錠の開発の経緯は、1~11型のアイソザイムが存在することが知られていたPDEのうち、陰茎海綿体に多く存在するPDE5に対してより強い阻害作用を有し、かつ選択性が高い、すなわち、その他のPDEアイソザイムに対する阻害作用が弱いPDE5阻害剤の開発が有効性及び安全性の面より望まれていたことに端を発します。ドイツ・バイエル社が、上述を目的に種々の化合物の検索を行った結果、PDE5阻害作用がより強くかつ選択的なバルデナフィルを見出し、レビトラ錠をED治療薬として開発するに至ったのでした。


PDE5阻害薬のED治療薬にはバイアグラやシアリスがありますが、中でもレビトラは、作用発現が速やかで効果が確実であり、食事の影響を受けにくいことが特徴とされています。

さらに、「糖尿病を有する勃起不全患者を対象とした本剤10mgおよび20mgのプラセボとの臨床比較試験」、「脊髄損傷を有する勃起不全患者を対象とした本剤の可変用量による一般臨床試験」の国内臨床試験が実施され、国外で実施された同様の2試験の成績も併せて、糖尿病などの生活習慣病の患者、脊髄損傷患者、骨盤内手術後の患者など難治性のED患者への20mg投与の有効性と安全性が確認されているのも特徴です。


レビトラ錠の代替品

レビトラ錠には後発品(ジェネリック)が存在します。
沢井製薬と東和薬品が製造販売しているものです


レビトラ錠には5mg錠の規格がありますが、後発品にはありません。
そのかわり、10mg錠に割線がついています。

参考:各種ED治療薬の特徴比較